ロードバイクの乗り換えや引越しを機に、愛車を手放そうと検討していませんか?
でも、フレームやホイールだけでなく、ヘルメットやサイクリングウェア、シューズといったアイテムも一緒に売りたいと考えている人も多いはず。一つひとつ個別に売るのは手間がかかるし、まとめて売れるならその方が楽ですよね。
この記事では、ロードバイク本体に加え、パーツやウェアもまとめて売却する方法や、高額査定を引き出すコツを解説します。愛車をできるだけ高く、そして手軽に手放したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
ロードバイクの買取について知りたいことや疑問を解決し、スムーズな売却を実現しましょう。
※当コンテンツは、「プライバシーポリシー」に基づき作成しています。事実と異なる誤認情報がみつかりましたら「お問い合わせ」までご連絡ください。
ロードバイクを売却するベストな時期
ロードバイクの売却を考えているなら、季節やイベントを意識するのがおすすめです。一般的に、新生活が始まる春(3月〜4月)は需要が高まるため、高額査定が期待できるベストな時期です。この時期は、通勤や通学でロードバイクを検討する人が増え、中古市場が活発になります。
また、ボーナス時期である夏前や冬も、購入を検討する人が増えるため狙い目です。逆に、シーズンオフとなる冬場は需要が減る傾向にあるため、買取価格が下がりやすいです。
さらに、新しいモデルが発表されるタイミングも重要。各メーカーが秋冬に翌年モデルを発表することが多いため、新モデル発表前は現行モデルの買取価格が下がることがあります。もし可能であれば、新モデルが発表される前に売却することで、より高く売れる可能性があります。
ただし、人気車種や状態の良いロードバイクであれば、時期に関係なく高価買取される場合も。いずれにせよ、乗り換えを検討している場合は、次のロードバイクを購入するタイミングに合わせて売却時期を決めるとスムーズです。
買取専門店とフリマアプリのメリット・デメリット
ロードバイクを売却する方法は、主に買取専門店とフリマアプリの2つがあります。それぞれのメリットとデメリットを理解して、自分に合った方法を選びましょう。
買取専門店の最大のメリットは、手間がかからないこと。査定から現金化までをプロに任せられるので、安心して取引できます。さらに、パーツやウェアもまとめて査定してもらえるため、個別に売る手間が省けるのも大きな利点です。一方で、フリマアプリに比べて買取価格が低くなる可能性がある点がデメリットです。お店側も利益を出す必要があるため、売却価格は市場価格よりも低めに設定されます。
フリマアプリは、自分で価格を設定できるため、高価買取の可能性があるのが魅力です。また、直接ユーザーに売却するため、中間マージンが発生しません。しかし、出品作業や梱包、発送の手間がかかります。
購入者とのやり取りやクレーム対応も自分でしなければならず、トラブルに発展するリスクも考慮が必要です。愛車の状態を正確に伝えたり、配送中の破損に備えたりするなど、細心の注意を払う必要があります。手間を惜しまず、少しでも高く売りたい人にはフリマアプリが向いています。
パーツやウェアもまとめて売却するメリット
ロードバイクの乗り換えを検討している人にとって、不要になったパーツやウェアの処分も大きな悩みです。そんな時、ロードバイクの買取と同時にパーツやウェアもまとめて売却できるサービスを利用すると、多くのメリットがあります。
まず、手間が大幅に削減できる点です。ロードバイク本体、ヘルメット、シューズ、ウェア、サイクルコンピューターなどを個別に売ろうとすると、それぞれ出品や梱包、発送の手間がかかり、非常に面倒です。買取専門店にまとめて査定を依頼すれば、一度にすべてを手放すことができ、時間と労力の節約になります。
次に、買取価格がアップする可能性がある点です。多くの買取専門店では、本体と関連アクセサリーをまとめて売ることで、査定額にプラスしてくれます。特に、購入時に一式揃えたブランド品や、人気の高いパーツは、セットで売ることで単品で売るよりも高い評価を得られることがあります。お店側も、需要の高いアイテムをまとめて仕入れることができるため、プラス査定につなげやすいのです。
最後に、状態が悪いアイテムでも引き取ってもらえる場合があることです。例えば、使い古したウェアや傷のあるヘルメットなど、単品では売りにくいアイテムでも、ロードバイク本体と一緒なら引き取ってもらえることもあります。
高価買取してもらうためのポイント
ロードバイクを少しでも高く売りたいなら、いくつかのポイントを押さえることが重要です。まず、最も大切なのは「事前メンテナンス」です。売却前に、ロードバイク全体をきれいに掃除しましょう。
フレームの汚れを落とし、チェーンやギアをクリーニングするだけで、見た目の印象が大きく変わります。また、異音や不具合がないかチェックし、必要に応じて簡単な調整を行うことも大切です。プロによる本格的なメンテナンスまでしなくても、自分でできる範囲で丁寧な手入れをすることで、査定士に「大切に乗られていた自転車」という良い印象を与えられます。
次に、「付属品を揃える」ことです。取扱説明書や保証書、購入時のレシート、さらには付属していた鍵やライトなど、購入時に同梱されていたものをすべて揃えておきましょう。特に保証書は、フレームの正規品であることを証明する重要な書類です。これらが揃っていると、査定額がアップする可能性が高まります。
最後に、「複数の業者に査定を依頼する」ことです。ロードバイクの買取価格は、業者によって大きく異なります。一社だけに査定を依頼するのではなく、複数の買取専門店に査定を依頼し、比較検討しましょう。ネットの一括査定サービスなどを利用すれば、簡単に複数社の見積もりを取ることができます。手間を惜しまず複数の業者に依頼することで、最も高い査定額を提示してくれた業者を選ぶことができます。
買取に出す際の注意点
ロードバイクを安心して買取に出すためには、いくつかの注意点を確認しておく必要があります。まず、最も重要なのが「防犯登録の抹消」です。
ロードバイクは法律により防犯登録が義務付けられています。売却する際には、所有者が変わるため、必ず防犯登録を抹消しなければなりません。これを怠ると、次の所有者が新たに登録できなくなるだけでなく、盗難車と誤解されるリスクも生じます。
抹消手続きは、最寄りの交番や自転車販売店で簡単に行うことができ、その際に発行される「登録カードの控え」や「抹消証明書」は、買取店に提示を求められる場合が多いので、大切に保管しておきましょう。
次に、「身分証明書と必要書類の準備」です。買取店では、古物営業法に基づき、本人確認が義務付けられています。運転免許証や健康保険証など、現住所が記載された公的な身分証明書が必要です。また、ロードバイクの買取には、防犯登録の控えや保証書、購入時の領収書など、所有権を証明する書類が求められることがあります。これらを事前に準備しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。
最後に、「個人情報の取り扱い」についてです。買取店に預ける際、サイクルコンピューターやGPS機器に個人情報が残っている場合は、事前にデータを消去しておきましょう。また、買取契約を結ぶ際には、個人情報の取り扱いに関する規約をしっかりと確認し、不安な点があれば担当者に質問することが大切です。
不用品別買取方法










記事監修&著者プロフィール
渡辺 雅子(わたなべ まさこ)
ファイナンシャルプランナー(2級)

